Drupal 8 の特徴 日本語訳

先日 RC1 に続き Drupal 8 (ドルーパル 8 )の RC2 が早くもリリースされましたね。 D8 も安定版のリリースまでいよいよ秒読み段階となってきました。 2015 年中にギリギリ出るか出ないか?!といったところでしょうか。

今回はそんな Drupal 8 の特徴に関して説明した記事をひとつ翻訳してご紹介したいと思います。 Drupal.org に載っている「 Drupal 8 features 」( Drupal 8 の特徴)というタイトルのページです。

以下日本語訳を書いていきますが、いつものように日本語としてのわかりやすさと原文の雰囲気を重視し直訳/意訳を織り交ぜています。 「厳密な原文のニュアンスを知りたい!」という方は原文の方もあわせてご参照いただければと思います。

Drupal 8 の特徴

モバイルが DNA に: Mobile is in its DNA

Drupal 8 はただのモバイルフレンドリーではありません。 Drupal 8 はモバイルファーストです。 Drupal 8 のビルトインテーマはすべてレスポンシブで、管理者用ページもモバイル端末でかんたんに使えるようになっています。 テーブルはいい感じに縮小されますし、新しい管理用ツールバーは最初からモバイルに対応しています。 新しい管理者体験の目玉は、最後に閲覧したフロントエンドのページに戻るための軽量でモバイルファーストな「サイトに戻る」ボタンです。

多言語対応: Multilingual Capabilities

グローバルにウェブサイトをデプロイする場合に Drupal 8 は(どんな言語でも)あなたの言語で話をすることができます。 Drupal 8 では次のようなことが可能となっています:

  • ビルトインのユーザインタフェースを通じてシステムのあらゆる部分を翻訳する
  • Views の言語フィルタリングとブロックの可視性を使ってページを構築する
  • Drupal コミュニティが作ったソフトウェア翻訳アップデートを自動で取得する

インストールの最初の画面からビューや画像フィールドの翻訳まで、すべての体験がシンプルになっています。

設定管理: Configuration Management

設定管理とは、コンテンツの設定が変更/更新される場合に重要な詳細部分をすべて管理できるようにするものです。 Drupal 8 にはファイルシステムベースの設定管理システムがついており、新たなコンテンツタイプやフィールド、ビューといった部分の設定の変更を開発環境から本番環境へシンプルに移行できるようになっています。 設定に対してバージョン管理を行うことも可能です。 設定データをファイルに保存し、データベースにある本番データから切り離しましょう。 設定管理はまさにこれをするために作られたものです。

アクセシビリティ: Accessibility

Drupal 8 は WAI-ARIA を含む標準的なアクセシビリティ技術に対する幅広いサポートを追加し、よりセマンティックな HTML5 を提供するように発展してきました。 Drupal は ARIA Live Announcements API や TabManager をサポートしており、リッチなインターネットアプリケーションに対する一元管理が可能となっています。 色のコントラストやフォントサイズにおいて小さな改善がたくさん行われており、システムは jQuery UI の自動補完やモーダルダイアログを有効活用することになるでしょう。 Views はコアに入り、 Views の出力や UI はよりアクセシブルになっています。 訪問者に最適な体験を提供するため、サイトの管理者はすべての画像に対して代替テキストの入力を必須にすることができるようにもなりました。

ビルトインウェブサービス: Built-in Web Services

Drupal をデータソースとしてモバイルアプリを構築しましょう。 または、クライアントから Drupal に post したりもしてみましょう。 Drupal 8 は最新の Hypertext Application Language (HAL) を実装しています。 コンテンツを JSON や XML として出力したいですか? HTTP 認証でクライアントを認証したいですか? Views で生成したリストをサービスとして出力したいですか? これらすべて可能で、これ以上のこともできます。 可能性は無限大です。

努力不要のコンテンツライティング: Effortless Authoring

新しい編集機能と CKEditor という WYSIWYG エディタが加わり、 Drupal でのコンテンツ編集はこれまでで最もかんたんになりました。 新しいユーザインタフェースの目玉は、利用者が重要な部分に集中できる 2 カラムレイアウトです。 Drupal 8 には次の目玉機能があります:

  • 完全な編集フォームを使わずに編集ができるインプレース編集
  • ウェブセキュリティを念頭にかんたんになった WYSIWYG 設定
  • 下書き保存がかんたんに

お好みの場所で、お好みの見え方でコンテンツをデプロイしましょう。

ファン & ファストなテーマ作成: Fun and Fast Theming

Drupal 8 には、 Twig という名前の柔軟ですばやくセキュアな PHP 用テンプレートエンジンが含まれています。 Twig によって、テンプレートはよりシンプルにセキュアになり、習得しやすいシンタックスで書けるようになりました。 Twig は美しく機能性の高い Drupal の設計をこれまでよりもかんたんにしてくれます。

ビューズ: Views

Views は長い間大人気の Drupal アドオンモジュールでした。 Views を使うと、開発者以外の人たちもリスト、投稿一覧、ギャラリー、テーブル、地図、グラフ、メニューアイテム、ブロック、レポート、フォーラム投稿などを作成することができます。 Drupal 8 では Views はコア CMS に組み込まれ、奥深くまで統合されました。 フロントページのリストや管理者ページのいくつかは今やビューでできています。 これが意味するところは何でしょうか? これは、フロントページやブロックのリストなどをかんたんにカスタマイズできるようになったということです。 オリジナルの管理者ページの作成や、フィルタやアクションのカスタマイズもかんたんになりました。

業界標準アプローチ: Industry Standard Approach

この新しいリリースの目玉として、コードが以前よりずっとモダンなオブジェクト指向(クラス、継承、インタフェースなど)になり、最新の PHP スタンダード(例: PSR-4 、 PSR-3 、名前空間、トレイト)を取り入れたことです。 また、 Composer 、 PHPUnit 、 Guzzle 、 Zend Feed Component 、 Assetic などのような「ベスト」な外部ライブラリを多数活用しています。 Drupal はもう孤島ではありません。

強化されたフィールド: More Field Power

Drupal 8 はより多くのフィールドタイプをコアに取り込むことによって、従来のコンテンツ構築システムを発展させています。 Drupal 8 ではより多くのタイプのコンテンツタイプにフィールドを付けられるようになりました。 新しいフィールドタイプには、エンティティリファレンス、リンク、日付、 E メール、電話番号などが含まれます。 コメントはいまやフィールドとなっており、例えば商品にコメントをつけることなどが可能です。 オリジナルのコンタクトフォームを作るためにフォームにフィールドをつけられるようにもなりました。

よりよい HTML5 マークアップ: Better Markup with HTML5

HTML5 はモバイル画面に完全対応し正しく動作するウェブサイトを作る上で重要な役割を果たします。 この業界標準は Drupal 8 に取り込まれ、日付やメール、電話などのフィールドのための適切なネイティブの入力ツールが Drupal で使えるようになりました。

・・・以上です。 いかがだったでしょうか?

今回は Drupal 8 の特徴を紹介した Drupal.org の記事を翻訳してご紹介しました。 今回の記事はどちらかというと技術者の方向けというよりは意思決定を行う方やマーケティング担当の方に向けた内容でした。 また別の切り口の記事なんかもまた引き続きご紹介していければと思いますので、またご覧になっていただければと思います。

関連記事にはプレゼンテーションスライドなどもあるので、興味があってもっと深く知っておきたいという方はぜひご覧になってみていただければと思います。

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