Drupal 7 の無料管理用テーマ TOP 5選

こんにちは。プログラマーの山中です。

今回は Drupal の管理用テーマの中から 5つ ご紹介させていただきます。

似たような趣旨で すぐに使えるテーマ、人気モジュール をそれぞれ紹介している記事がありますので よろしければこちらもご覧ください。

また、テーマのインストール方法についてはこちらの記事が参考になるかと思います。

この記事では執筆時の2015年8月の情報を元にしており、その後に出てきたテーマは対象外となりますのでその点ご留意いただければと思います。 それでは早速ですが順に見ていきましょう。

Seven

※ リンク先で配布されているのは Drupal 6 のみです。このリンクは便宜上のリンクとなります。

主な機能・特徴

  • サイドバーリージョンのない 2カラム 構成
  • Drupal の通常のインストール時に自動的に有効化される
  • パンくずリスト
  • リキッドレイアウト

seven の管理画面の一部

(大きい画像はこちら: コンテンツ追加 / 環境設定 / テーマ一覧)

詳細や所感など

Drupal 7 では通常のインストール時に管理用テーマとして有効化されるのがこの Seven テーマです。 Drupalを1度でも使ってみた方には bartik 以上に馴染みのあるテーマではないでしょうか。

項目が増えてもごちゃごちゃしづらくシンプルですっきりとしたデザインで、まさに王道の管理用テーマと言えます。

シンプルすぎる反面、項目がちょっと多くなってくると目的の項目を見つけることがすぐに難しくなってしまうテーマでもあります。 私自身パフォーマンスの設定やブロックの設定を行う際によく迷います・・・。

Drupal 7 の場合はコアのテーマですのでどれだけのサイトで使用されているのかは不明ですが、おそらく Drupal でいちばんよく使われている管理用テーマでしょう。

Adminimal

主な機能・特徴

  • 1-3 カラム構成(サイドバーリージョン有り)
  • パンくずリスト
  • レスポンシブレイアウト
  • 管理画面からモバイルとタブレットそれぞれのメディアクエリの変更が可能
  • サブテーマの作成をしなくてもCSSをハック(上書き)することが可能
  • ボタンの色が用途別に分かれている(保存ボタン: 緑色 / プレビューボタン: 青色 / 削除ボタン: 赤色 ...など)

adminimal の管理画面の一部

(大きい画像はこちら: コンテンツ追加 / 環境設定 / テーマ一覧)

詳細や所感など

コントリビュートされている管理用テーマの中では最もよく使われているテーマで、ここ1年ほどで急速に人気が伸びました。 Android OS の Lolipop に影響を受けたモダンなデザインが特徴です。

環境設定ページ(パス: admin/config)のデザインに取り入れられたアイコンが良い味を出していますねー。ちなみにこのアイコンはテーマの環境設定で非表示にすることもできます。

なお、Adminimal Administration Menu モジュールを有効化させると管理用のツールバーメニューのスタイルを Adminimal テーマに揃えることができます。 さらに Administration menu モジュールを必須モジュールとしており、 Administration menu モジュールの機能を使用するため プライマリーメニューの項目にマウスオーバーするとプルダウンでセカンダリーメニューが表示され 管理画面の使いやすさが向上します。 ツールバーの機能が拡張でき見た目も揃えることができますので Adminimal テーマを使用する際は Adminimal Administration Menu モジュールもあわせて使うと良いでしょう。

Rubik

主な機能・特徴

  • ベーステーマとして Tao を使用
  • リキッドレイアウト
  • コンテンツ編集画面などでフィールドの説明部分が Tooltip(吹き出し) で表示される (環境設定で変更可能)
  • コンテンツ編集画面やモジュール一覧画面で保存ボタンが右サイド部分に表示される (環境設定で非表示に変更可能)
  • アイコンが豊富に用意されている
  • パンくずリスト
  • Tao のサブテーマなので Tao テーマ もインストールする必要がある

rubik の管理画面の一部

(大きい画像はこちら: コンテンツ追加 / 環境設定 / テーマ一覧)

詳細や所感など

アイコンやパンくずリストがわかりやすく、清潔感のあるデザインのテーマです。 薄いグレーと水色を基調にデザインされているので Drupal っぽいイメージのデザインですね。

フィールド説明文がtooltipで出てきたり、アクションメニューがドロップダウンっぽいデザインで出てきたり、パンくずリストがクリックしやすく視認しやすいなど、細かな箇所にも手が行き届いているとても洗練されたテーマです。 項目がひと目でわかりやすいようにリンク一覧などではアイコンが豊富に使われているため、管理画面上で目的の項目を探すのにかかる労力も削減できそうですね。

Shiny

主な機能・特徴

  • サイドバーリージョンのない 2カラム 構成
  • パンくずリスト
  • リキッドレイアウト
  • ディストリビューションの Commerce Kickstart (7.x-2.x) で使用される管理用テーマのベーステーマとして用意されている

shiny の管理画面の一部

(大きい画像はこちら: コンテンツ追加 / 環境設定 / テーマ一覧)

詳細や所感など

Drupal の EC 用ディストリビューションである Commerce Kickstart (バージョン7.x-2.x) では 管理用テーマとして Shiny をベーステーマとしたオリジナルのサブテーマが使用されています。 Commerce Kickstart を使う方にとっては上の Seven よりも馴染みのある管理用テーマかもしれません。

ぱっと見た感じは Seven をグラデーション化にしたようなデザインで、環境設定の設定項目やリージョンは Seven と共通になっています。 余白が全体的に Seven よりも多めに取られており、ボタンなどのパーツが立体的になることで Seven よりもユーザビリティが向上したテーマと言えるかと思います。

RootCandy

※ Drupal 7 のものは alpha版止まりで現在はほとんど開発が止まっています。 不具合やセキュリティ上の問題が存在する可能性があるため Drupal 7 で使用する際は重々ご注意ください。

主な機能・特徴

  • Color モジュール対応
  • 1 - 3 カラムのレイアウト
  • ヘッダーに表示するメニューの選択 (管理用メニューの Management だけでなく MainMenuなども選択可能)
  • アイコンが豊富に用意されている
  • Toolbar モジュールがインストールされていなくてもヘッダーに自動的にメニュー項目を表示 (環境設定で切り替え可能)
  • ページ最上部のリージョンが Open panel をクリックするとスライドして出てくる(Sliding Region) ※ 現時点で 7.x では機能しない様です。。
  • ヘッダーメニューと Sliding Region の表示切り替え

rootcandy の管理画面の一部

(大きい画像はこちら: コンテンツ追加 / 環境設定 / テーマ一覧)

詳細や所感など

Drupal 6 では絶大な人気を誇っていたテーマのようです。Drupal 7 では Sliding Region (Open panel) にブロックを配置することができないなど、未完成のまま開発が止まっています。

他のテーマにはないならではの特徴が 2 点あります。

1 点目は管理メニューの階層の深いページを表示しているときに 左サイドバーに2階層目のメニューが表示される という特徴です。 文章だとイメージがわかりづらいかと思いますので以下の図をご覧いただければと思います。 このキャプチャでは管理者用のメニュー一覧ページを表示しています。

Rootcandyテーマは左サイドに管理用メニューの2階層目のメニューが表示される

2 点目は「 Sliding Region 」と呼ばれるものです。 ただこちらは Drupal 6 では正常に動きますが、 Drupal 7 ではリージョンにブロックを配置しても全く表示されないという問題があり、残念ながら使用することができません。

以上、5つの管理用テーマを紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか。管理用テーマの変更はサイトの管理コストを下げることにつながることもありますので、サイトの種類やサイトを更新する方に合わせて変更してみてもよいかもしれませんね。

コメントを追加

プレーンテキスト

  • HTMLタグは利用できません。
  • 行と段落は自動的に折り返されます。
  • ウェブページのアドレスとメールアドレスは自動的にリンクに変換されます。

Webプログラマー募集 私たちスタジオ・ウミは、共に技術を高め合い、共に価値ある仕事を追求できる仲間を探しています。